『終わりのセラフ 12巻』読みました

前回から引き続き優たちのいる海辺の村に向かうフェリドとクローリーから
話は進みます。

フェリド曰く『仲間になるために』

いや、微塵も信用できないんですが(^_^;)
こいつほど信用ならんキャラクターも珍しいですよね。
仮に本当だとしても絶対裏があるだろう!
というツッコミを入れずにはいられません。

オープンカー乗っている描写観ながら思ったんですが、
今更ながらですがこの世界の吸血鬼って太陽克服する術持ってるんですよね、
そうでなくても身体能力は人間を凌駕してるのに、それに加えて最大の弱点が
通用しないんならもう人間に勝ち目ねえという絶望感で一杯なんですが(^_^;)

ちなみ吸血鬼の弱点とされているのが、
太陽光、聖なるものの象徴としての十字、ニンニク、流れ水ですね。
その他制限としては初めて入る家屋には家人の許可がなくては入れない、
鏡に映らない、といったところです。

せめて十字は効果発揮して欲しいんですが。
そうじゃなきゃ圧倒的すぎますよねえ。

さて村についてからのフェリドのやり方はホントに清々しいほどにド外道でした。
特に1巻から久しぶりに出てきた茜ちゃんの扱いが酷すぎます、

そんな茜ちゃんを見て優はまた暴走し意識は途切れ阿修羅丸との会話に。
阿修羅丸はなんか憎めないんですよね。

阿修羅丸はそもそもは真昼の中にいたわけですが、
元吸血鬼の彼がなんで、真昼に憑いていたんですかね?

その辺の謎もきっと解明されるんでしょうから、その時までのお楽しみですね、
というかその辺は小説版の方で触れられるんでしょうか?

さて、今回フェリドが言っていたグレンに関する事が事実ならば、
グレン本当に16歳の時に破滅してるじゃねえか、ってことなんですが・・・

あ、小説版のタイトルが『終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅』っていうのですね、

本当に良い事無さすぎだよグレン、優ちゃんよりも悲惨じゃないですが(ToT)

小説版読んでいる人にとってはハンマーで頭殴られたぐらいの衝撃だと思いますよ、本当に。

え?これって全部グレンのせいって事?
え?あの5人が?まさか?!

という風にフェリドのたった8コマのセリフでかなりのネタバレでした。
この世界がこうなったのは何故か?という最大の謎がさらっとさらされましたし、
ただ、フェリドの言う事なので本当かどうかまだわからんですがね。

真偽の程は置いておいて前巻で終わりのセラフが出てきた時よりもよっぽどショックでしたよ。


この先どうなるのか?次巻も見逃せないですね。